パヤパヤ昭和歌謡探偵局

素晴らしき昭和歌謡の世界へようこそ。ミエ・まり・ゆかり3人娘からキヨ、フィフィ、リンダのオールスターが勢揃い。ジュリー、ひろみ、秀樹も健在だよ。

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9月26日放映の『徳光&コロッケの”名曲の時間です”』の対談レビューは、
番組内容の説明もないままにひたすら歌手批評に走ってしまいました。
ここでは追記としてどんな映像内容であったかを客観的に書いていきます。
まず演奏曲の一覧を再度記しておきます。


9月26日テレビ東京系『徳光&コロッケの”名曲の時間です”』第20回(1時間番組)
◆演奏曲目(すべて秘蔵映像 放映順)

テレサ・テン 「空港」「愛人」「別れの予感」
「つぐない」「時の流れに身をまかせ」
藤圭子 「命預けます」「女のブルース」
ちあきなおみ 「四つのお願い」「紅とんぼ」
青江三奈 「池袋の夜」「恍惚のブルース」「伊勢佐木町ブルース」
松尾和子 「再会」「グッド・ナイト」「誰よりも君を愛す」
越路吹雪 「サン・トワ・マミー」



今回の放映は第20回記念ということだったのでしょうか。
これまで番組に寄せられた反響やリクエストを元に、
往年のお宝映像の特集となりました。
題して「もう一度聞きたい、歌姫スペシャル」。

通例では歌手をゲストに迎えての視聴者公開生放送ですが、
今回それはありません。
司会の徳光和夫、コロッケ、局アナ大江麻理子によって
全編お宝映像だけで番組が進行しました。

まずはテレサ・テンからスタート。
1曲目は昭和59年6月3日放映『演歌の花道』から「空港」です。
テレサ・テンが波止場を模したスタジオセットの中で
白のセーターに黒のミディアムのスカートという清楚な出で立ちで
澄んだ伸びやかな声を聞かせます。
昭和59年というとちょうど「つぐない」をリリースした頃ですね。

続く「愛人」も同じく『演歌の花道』昭和61年6月15日放映から。
ロッジの屋内のようなセットで、
テレサはGジャン姿でヘアにはバンダナをカチューシャのように巻くという
カジュアルな格好で歌います。

テレサのカラオケランキングベスト5の順位(下位から上位)に沿って
5曲の映像が流されました。
そのデータは、番組スポンサーである
第一興商(カラオケ業界最大手)の協力によるものでしょう。
「空港」が5位、「愛人」が4位でした。

以下、昭和63年10月18日放映『にっぽんの歌』から「別れの予感」(3位)、
昭和63年10月30日放映『演歌の花道』から「つぐない」(2位)、
昭和63年6月15日放映『演歌の花道』から「時の流れに身をまかせ」(1位)
と続いていきます。
さすがはテレビ東京、テレサの映像は豊富に持ってますねぇ。
ただ、なぜか衣装に白もしくは黒のモノトーン系が多いです。
NHKではチャイナドレスのような華美な衣装も着ていたのに比べて
テレビ東京では質素なイメージで魅せていたテレサ・テンでした。

続いて藤圭子です。
これもカラオケランキングが発表されました。
(1位「圭子の夢は夜ひらく」、2位「京都から博多まで」
3位「女のブルース」、4位「新宿の女」、5位「はしご酒」
6位「命預けます」
 
まず昭和53年12月24日放映『演歌の花道』から「命預けます」
京都の庭園を思わせるセットをバックに鮮やかな紅の和服姿で登場します。
ヘアはやや短めのボブカット、正面を向いて物憂げな表情で歌います。
それでいながらときおり鋭い眼差しを向けてきます。
デビューから8年が経ってすでにベテランの域にありましたが、
初期のヒット曲ということもあって、
デビュー当時と変わらぬ歌唱スタイルで聴かせてくれました。

そして昭和54年10月7日放映『演歌の花道』から「女のブルース」
打って変わってバーの店内を模したセット。
白のイヴニングドレスで壁にもたれて歌い出します。
サビでのドスの効いたコブシ回しはやはりこの人ならでは。

ちあきなおみもカラオケランキングが発表されました。
(1位「喝采」、2位「矢切の渡し」、3位「さだめ川」
4位「四つのお願い」、5位「紅とんぼ」、6位「黄昏のビギン」
「矢切の渡し」細川たかしのレコード大賞受賞曲で有名ですが、
最初に歌ったのはちあきなおみでした。
因みに通は、細川ではなくちあき「矢切の渡し」を推します。

昭和45年11月9日、
この年に新設された日本歌謡大賞受賞式から「四つのお願い」
これはハッキリ言ってレアです。
TV未放映の映像だそうですから、
よくぞこんな貴重なもんを掘り出してきました。
テレビ東京、エライッ!
ちあきなおみは紺のレース地のパンタロンスーツに身を包み、
カールがかかったロングヘア。
そして濃いアイシャドーにあの長いツケマツゲが素晴らしすぎ。
70年代の典型的なファッションスタイルです。
放送音楽賞を獲得した嬉しさから
2コーラス目で声が涙に詰まって歌が途切れてしまいます。

続く「紅とんぼ」は平成元年3月19日放映の『演歌の花道』から。
演歌路線はちあきの本位ではなかったと言われますが、
しかしこの「紅とんぼ」は後期の名曲。
ベージュ色の品のいい着物姿で
囁き語りかけるように歌うその佇まいは絶品です。
聴く者の心の奥底まで届くちあきなおみの声。
この歌を聴いてもなお何も感じないのなら
明日から昭和歌謡を聴くのはやめたほうがいいですね(笑)。
感動しまくった徳光さんがカメラに向き直って
ちあきに異例の出演依頼をする場面があり、胸が熱くなりました。
(夫の俳優・郷治が亡くなった92年を境に芸能活動を休止しました)

青江三奈松尾和子の映像が交互に紹介され、
ここからはムード歌謡の世界に誘います。

昭和56年2月15日放映『演歌の花道』から青江三奈「池袋の夜」
バーのセットのソファに腰掛けてマイクを持つ青江
色っぽく蠱惑的な眼差しに思わずドキリとしてしまいます。

昭和61年6月9日放映『にっぽんの歌』から松尾和子「再会」
黒のロングドレスに身を包んで切ない声を聴かせます。
濡れた女体でしなだれかかってくるようなムードに
当時の世の殿方はいったい何人イかされたのでしょうか~(笑)。

続いて昭和56年12月31日放映『きらめく日本の歌声』から青江三奈
デビュー曲でもあった「恍惚のブルース」
白く輝くドレスにブロンドに近い栗色のヘアでステージに登場します。
眩いばかりのオーラに包まれて歌う青江三奈のこれぞ真骨頂です。

と、ここで一時中断してVHSデッキの電源を再起動したところ・・・
ぎゃーーっ!!
テープがぐしゃぐしゃ。
もう一回カセットを入れたら
またしてもテープぐしゃぐしゃで動きましぇん。
完全に壊れまつた。。。(涙)


ということでしたが、即行で日立の出張修理が来まして
サクサクッと直して帰っていきました。
さすがだな~。

では、続けまつ。

昭和63年3月11日放映『にっぽんの歌』から松尾和子「グッド・ナイト」
この人は青江三奈とは対照的に黒髪と黒の衣装が似合う人でしたね。
きっと下着も・・・す、すみましぇん。
ちょっと取り乱しまつた(恥)。
それにしてもこの濡れた瞳に濡れた唇、
これで想像するなという方が無理な注文でつよぉぉぉ。

そして、青江三奈のオハコ「伊勢佐木町ブルース」です。
昭和59年9月9日放映『演歌の花道』から
フルバンドをバックに色っぽくも堂々とした歌いっぷりで聴かせます。
デュデュビデュビデュビデュビデュバァ~灯がともる~♪

松尾和子「誰よりも君を愛す」で苦しげな声をあげて悩殺しまくりです。
熟女マニアはこれで死んでください。
昭和60年6月3日放映『にっぽんの歌』から
松尾和子のバックに見えるのはあの大作曲家吉田正その人でございました。
先生もコーフンしておられたんでしょうか。
なにやら落ち着かぬご様子でした。

最後はこの人、越路吹雪「サン・トワ・マミー」
優雅な身のこなしと高貴なる歌声は、
さすが宝塚が生んだシャンソンの女王そのものです。
この映像のみ市販DVD
『永遠の越路吹雪 日生劇場リサイタル'70』からでした。

テレビ東京もこの人をラストに持ってくるなんざ、
配慮が行き届いてましたね。
なぜなら、越路吹雪の気高い声によって
ポクのそれまでの煩悩にまみれ汚れきった心は
すっかりキレイに洗われてしまったのでございますから。
はぁー、これでひと安心。

追記といいながら長いレビューになってしまいましたが、
いかがでしたでしょうか?
ここで映像をお見せできないのが残念ですが、
僅かでも番組の雰囲気を伝えることができましたら幸甚に存じます。

これらの濃密な映像集を見て思ったのが、
時代の移り変わりとともに
求められるものが随分変わったなということです。
裸の心を赤裸々に露出するリアリティのある歌手は
もう2度と出てこないであろういうこと。
喜びの気持ちは表現できても
悲しみの心――ブルースを見せることの歌手は今はいませんね。

昭和歌謡の奥深くに巣食っていたもの。
それがブルースであったことを
ポクは再認識した次第です。

※関連ページ
『徳光&コロッケの”名曲の時間です”』(9月26日テレビ東京系)

※関連リンク(帝都熱烈音盤解放戦線)
TV特番篇2005年(索引)

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