パヤパヤ昭和歌謡探偵局

素晴らしき昭和歌謡の世界へようこそ。ミエ・まり・ゆかり3人娘からキヨ、フィフィ、リンダのオールスターが勢揃い。ジュリー、ひろみ、秀樹も健在だよ。

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所長  おおっ!テレサ・テンじゃ!!やはりテレサの歌声は素晴らしいのぉ~。
石太郎 安易な言い方でつけど癒し系っていうんでつかね。でも、テレサの声は昔から透明感のある柔かな声が特徴でつた。

テレサ・テン

所長 テレサ・テンは、74年の日本のデビュー曲「今夜かしら明日かしら」は典型的なアイドル歌謡で、当初のコンセプトではアグネス・チャンのフォロワーとして売り出されたんじゃな。
石太郎 ポクもその頃のことを覚えてまつけど、当時からテレビでの露出度は高かったでつね。
所長  それだけ期待が大きかったようじゃ。でもデビュー曲が不発だったことで、2枚目のシングルですぐさま路線転換。「空港」が大ヒットしたことで、その演歌のイメージのままテレサの日本でのスター像が確立したんじゃな。
石太郎 80年代から85年に亡くなるまでが日本ではずっとテレサの全盛期でつた。この時代に「愛人」「時の流れに身をまかせ」という名曲が多く生まれたんでつけど、でもこれらを指して演歌のジャンルで括ってしまうことに、ポクはとても違和感がありまつ。
所長  そうじゃな。アジアの歌姫として決して演歌に偏らないで、ポップな曲も幅広く歌っておったからな。特に中国語で歌われる曲はどれも絶品じゃった。
石太郎 所長!テレサは今年が10周忌ということもあるので、今度あらためて取り上げましょう。
所長  番組でも若い世代の大江麻理子アナがファンじゃそうだからな。これからはもっと新しい評価が必要じゃな。

藤圭子

石太郎 ひぃーーー!!藤圭子たんでつ~!
所長  なんでそんな恐ろしげな悲鳴を上げるんじゃ。
石太郎 歌ってるときの圭子たんはまばたきもしないで一点をだけをじっと見つめて歌うからまるで幽霊みたいでつ。
所長  ははは。演歌歌手でありながら当時の若い全共闘世代からも圧倒的に支持されておったが、歌うときの思い詰めたような表情と佇まいは異色じゃったな。
石太郎 藤圭子って演歌歌手でありながらその本質はかなり特異だったと思いまつ。歌うことで自己の内面をさらけ出して時代に切り込んでいくなんて、そんな演歌歌手はいましぇん。それと今も藤圭子のCDを手にしているリスナーの何割かは演歌ファンじゃないでつしね。

ちあきなおみ

所長  ちあきなおみも昭和歌謡史においては偉大な足跡を残したシンガーといってもいいじゃろう。後年は演歌歌手としての色合いが強くなったが、あの表現力の幅と深さは決してひとつのジャンルに収まり切れるような小さな器じゃなかった。ジャズ、フォーク、ロックとすべてのジャンルに通じる可能性を持っておった。そういう意味ではノンジャンル、ある意味アバンギャルドな感性をも秘めたシンガーといってもよい存在じゃったな。
石太郎 正気と狂気。そんな相反する感情まで飲み込んであらゆる心の波動を歌で表現しまつよね。その世界に深く入っていこうとすると、ときどき背筋が冷たくなることがありまつ。
所長  司会者の徳光さんがちあきなおみのカムバックを真顔で懇願しておったな。確かにちあきなおみが歌わくなったということは、今の日本の音楽界にとって大きな損失じゃよ。

青江三奈

石太郎 いよいよ、所長の好きな人たちの登場でつよ~(笑)。
所長  こらっ、よさんか。人をからかうような笑い方をしおってからに。青江三奈松尾和子はわしにとってはアイドル的な存在じゃったな。特に青江三奈。圧倒的な存在感はまさにスターになって歌うために生まれてきたといった風情じゃった。
石太郎 青江三奈から放たれるオーラとスケールがまったく日本人離れしてまつよね。
所長  一度だけリサイタルに足を運んだことがあるんじゃが、テレビで観るよりもずっと声量を感じさせて圧倒されたわい。番組でも言っておったが、青江三奈は3オクターブの音域で鳴らしておってその天才ぶりは美空ひばりとも比肩しうるほど。本当にその通りじゃったな。

松尾和子

石太郎 松尾和子は歌手としても勿論でつが、女優としても非凡なところを見せまつたよね。ポクにとっては喜怒哀楽に満ちた人間味のある女優松尾和子の印象も強いでつ。
所長  松尾和子フランク永井にその才能を見出されてデビューしたのじゃが、早くからスター街道まっしぐら。青江三奈石原裕次郎と並んでムード歌謡の牙城を築き上げていったのじゃな。歌手としても女優としても大成できたというのは天賦の才が成せる業じゃな。
石太郎 見るからにゴージャスでつよねぇ。でもそれがまるで天上の世界みたいで、今の時代ではわかりにくい部分もありまつ。高度経済成長期で急速に都市化していった日本で、その時代に大人たちが目指す夢の先にあった世界という感じがしまつね。ムード歌謡の概念は、今の日本の成熟社会では浮世のものにしか映らないという気もしまつ。
所長  なるほどな。なんとなく作り物っぽく見えるというのがその理由かな。でも、カラオケ人気では今も衰えないからな。純粋にエンターテインメントの部分に注目するとまた違った部分に突き当たるんじゃないかと思うのじゃがな。

越路吹雪

石太郎 最後は越路吹雪でつ。日本のシャンソンの代表的な存在として名を残した人でつけど、今所長がおっしゃったことを考え合わせると、越路吹雪から普遍的なエンターテインメントの魅力が伝わってきまつ。そう考えるとシャンソンとかムード歌謡というのは、あくまでもその時代によって着せられた衣装のようなもので、その向こうにある歌の本質はいつの時代でも朽ちることがないということでつね。
所長  ご名答!そこまで理解できたか。石太郎も少しは成長したな。取り急ぎ今日放映の”名曲の時間です”の話をしたが、8月、9月放映分がまだ相当溜まっておるんだが、どうするつもりかな?
石太郎 今回よりもっと簡潔にまとめながら、でもしっかり取り上げていきまつよ。見どころを分析しながら昭和歌謡の世界をみなさんに紹介する。それがポクに課された役割でつ。
所長  おおっ!石太郎もようやくわが探偵局員としての自覚を持ってきおったな。ワシゃ嬉しいぞ。
石太郎 もお~まかせてくだしゃい!次に取り上げる8月1日第14回放映の昭和47年特集山本リンダの登場でつ。きゃーっ!!リンダ~~~!!待っててねぇん、あふ~ん(はぁと)。
所長  なんじゃ。やっぱり何もわかっとらんな。ダ~メだ、こりゃ。


9月26日テレビ東京系『徳光&コロッケの”名曲の時間です”』第20回(1時間番組)
◆演奏曲目(すべて秘蔵映像 放映順)

テレサ・テン 「空港」「愛人」「別れの予感」
「つぐない」「時の流れに身をまかせ」
藤圭子 「命預けます」「女のブルース」
ちあきなおみ 「四つのお願い」「紅とんぼ」
青江三奈 「池袋の夜」「恍惚のブルース」「伊勢佐木町ブルース」
松尾和子 「再会」「グッド・ナイト」「誰よりも君を愛す」
越路吹雪 「サン・トワ・マミー」


※追記レビュー

※関連ページ
藤 圭子 コンプリート・シングル・コレクション 15年の輝石

※関連リンク(帝都熱烈音盤解放戦線)
藤 圭子 圭子の夢は夜ひらく
藤 圭子 あいつが悪い
ちあきなおみ 四つのお願い
青江三奈 池袋の夜
TV特番篇2005年(索引)

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